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~大きな大地に桜咲く~

【資格試験】 電験三種合否発表!!結果は・・・

こんばんは。

先月9月13日(日)に受験した電験三種(正式名称は第三種電気主任技術者試験)の結果が届きました。

結果から言うと、残念ながら不合格でした。

合格者には封筒が届くみたいですが、不合格者にはハガキが届きます。
我が家にはハガキが届きました。(2021年10月27日(火)受取)

ただ、電験三種の試験は「理論」「電力」「機械」「法規」の四科目があり、科目合格制度があります。

今回、私は「理論」「電力」「機械」が合格で、「法規」が不合格という結果でした。

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自己採点は全くしていなかったので、ハガキを見て初めて結果を知りました。

結果を知ってから一応自己採点をしてみました。今年は各科目60点以上で合格です。
理論:65/100
電力:60/100
機械:80/100
法規:44/100

法規は全然ダメですね。ケアレスミスとかもあるかもしれませんが、合格までに3問足りないので、まぁ勉強不足でしたね。

インターネットの情報を見ると、電験三種の合格に要する時間は1000時間が目安とのことですが、今回の試験に当たっての勉強時間は450時間程度でした。

法規に関しては過去問をさらっと解いただけで、解説を読み込むところまでは時間が足りず。

試験が終わって合格確実と思っていた「理論」や「電力」がギリギリ合格だったり、あまり自信の無かった「機械」が結構いい点数だったり、運にも恵まれて3科目合格出来た感じです。

「法規」は過去10年で一番簡単だったという情報が流れていて、しっかり勉強していれば取れたのかなと少し後悔です。

ただ、私が使用した参考書には「そんな内容どこにも書いて無かったぞ」といった問題が出されていたので、私としては「法規」はかなり難しく感じました。
B問題で計算問題が少なくなっていたり、過去問とも傾向が変わってきているように思いますし。

しかし、これで来年は「法規」だけを勉強すればいいので、少し気は楽になりました。もっと詳しい参考書や過去問の解説をしっかりと読み込んで、来年こそ合格します!!

以下は電験三種の受験までにやってきたことをまとめておきます。

勉強開始時期:2020年2月初旬
使用した参考書:みんなが欲しかったシリーズ「理論」「電力」「機械」「法規」「過去問」
総勉強時間:約450時間 (平日1時間~1時間半、休日1時間~3時間)
勉強方法
・平日は朝30分机で勉強。通勤時間(往復1時間弱)に参考書を読む。
・休日は朝5:00~子供が起きるまで机で勉強。夜は子供と一緒に寝てしまうので勉強無し。笑

2月~
最初は参考書の内容がある程度理解できるようになるまで何度も読みます。「理論」⇒「電力」⇒「機械」の順番で何度も繰り返す。「法規」はこの時点ではローテーションに含まず。というか「法規」については参考書もこの時点では買っていませんでした。
併せて、電験受験生には有名な「電験合格先生」の動画も見ていました。「理論」「電力」「機械」は一応この時期に全て視聴しました。解説はとても分かりやすいですが、生徒が問題を解いている時の待ち時間があったりするので、2倍速で必要なところだけ見るようにしました。

4月~
参考書の内容が大体理解できたら付属の問題集を解いてみますが、初見では全く解けません。
基本的に解説をノートに書き写す作業を延々と繰り返して不安な気持ちになっていました。もちろん、ただ書き写していても力は付かないので、計算式の意味を理解しながら書き写していました。
分からない部分は参考書を読む。通勤時間に「理論」や「機械」の計算問題を解くのはなかなか難しいので、参考書を読み込んだり、「電力」の暗記問題を解いたりします。
電験先生」の動画も引き続き。

7月~
「法規」と「過去問」の参考書をようやく購入しました。
通勤時間の参考書の読み込みを「法規」に切り替え、机での勉強を問題集から「過去問」に切り替え。
過去問は通しで解く時間はあまり取れないので、一日5~10問程度を解いていました。古い年度から順番に解いていきましたが、時間配分などは本番まで一切気にしませんでした。

8月末~
過去問を10年分全てやり切る!「理論」「電力」「機械」に関しては解説も読み込み理解を深めます。
しかし、「法規」については一応10年分解きましたが、解説は目を通すだけで読み込む余裕はありませんでした。でも、過去問では「法規」も合格点は取れていたのであまり不安には感じていませんでした・・・
各科目で大体60~70点以上は取得できるようになっていましたが、この時期までにきちんと学習時間が取れる人は過去問で80~90点は取得でき、自信を持って本番に挑めると思います。
本当は過去問を2~3周してどの年度でも満点が取れるくらいまで仕上げたかったのですが、全く時間が無く、各科目1周やっただけです。

9月13日
本番。以下のスケジュールで試験を受けます。
理論:9:15~10:45
電力:11:25~12:55
機械:14:15~15:45
法規:16:25~17:30
朝から晩まで一日がかりの試験です。
各科目の間で結構休憩時間がありますが、体力的にも精神的にもかなりきついです。私は「機械」を受験している時くらいが疲れのピークでした。体調は万全の状態で行かないと厳しいです。

補足
今年はコロナの影響もあり、会場での感染予防対策は徹底していました。検温や消毒はもちろんですが、座席も一つ飛ばしで座ったり、試験が終われば全員一旦退出するように指示がありました。
(初受験なので普段がどういったものかは分かりませんが)

感想
電気の知識が無くても、8か月ほど勉強すれば何とかボーダーラインには到達できたが、余裕を持ってスケジュールを立てるべきだった。あまり長く勉強機関を取っても、モチベーションが持続しないので、そのへんのバランスは難しいが。
電気の知識はもちろんだが、物理や数学が得意かどうかもポイントになる。電験三種では微積分の計算に関する知識は不要だが、三角関数やベクトル/複素数の知識は必須なので、高校数学が理解できていないとボーダーラインに到達するには2年以上掛かるかもしれない。
あまり参考書の読み込みに時間を掛けずに、過去問を解いて、その解説をきちんと理解するまで読む方が、参考書の内容と実際の問題で問われる内容がリンクするので効率よく理解できると思う。
最後に、試験中は分からない問題や投げだしたい問題に直面しますが、最後まで諦めずに考えることが大事です。

それでは、また。