子育て奮闘-日々成長

~大きな大地に桜咲く~

【読書レビュー】頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

こんばんは。

 連休はどこかに遠出しようかと思っていましたが、感染拡大の状況を考慮して自粛することとしました。ですので、図書館で借りた本を読んで過ごしました。

 

今回紹介するのは、「頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある」です。著者は受験予備校の講師である小川大介さんという方です。

  

内容

  1. 勉強は個室よりもリビングで勉強する

  2. 「辞書」「地図」「図鑑」の役割とは

  3. まずはリビングに置いておくだけでいい

  4. 3つのツールをリンクさせる

 

勉強は個室よりもリビングで勉強する

東大生の半数以上が子供の頃、リビングで学習しているそうです。

なぜ個室よりもリビングで勉強する方がいいのか。それは、親がすぐそばにいるからです。子供は努力の成果を親に見てほしいものです。私も小さい頃は、何か出来たときは親に見てもらって、褒めてもらえれば、またやる気になってさらに頑張れるという経験があります。

また、成果を褒めてくれるだけでなく、親が近くにいることで、疑問に思ったことはすぐに質問できる環境ができます。

 

「辞書」「地図」「図鑑」の役割とは
  • 辞書 

 言葉の理解を深めるためのツールです。幼いころから辞書に慣れ親しませることが将来のアドバンテージになります。最初は親が辞書を引く姿を見せることで、子供と辞書との距離を縮めていきます。親子で一緒に調べる機会を増やしていくことで、子供の能動的な姿勢が育ち、辞書引きが日常化していきます。

  • 地図

 子供が認識している世界を広げてあることで、抽象化思考を磨いていくためのツールです。まずはリビングのよく目にする場所に地図を貼りましょう。そして、貼ったままにはせずに、親から「○○県のニュースが流れていたけど、どこにあるのかな?」といった声掛けをして、一緒に地図を見ることで子供が興味を持てるように働きかけましょう。

  • 図鑑

 知識を増やすためのツールです。何かを調べるために使うのではなく、親子で一緒にただ眺めているだけで十分です。一字一句読む必要はなく、子供が興味を持ったところだけを一緒に見ましょう。

 

まずはリビングに置いておくだけでいい

まずは、「辞書」「地図」「図鑑」をリビングに置いておくだけで十分です。

子供の知的好奇心を逃さずに刺激するために生活スペースに知識のネタ本が置いてあることが大切です。生活圏内に置いておけば、何かの拍子に見る機会が生まれ、子供が気まぐれに楽しむことがあります。

ただ、自分一人では楽しむようになるまでには時間がかかります。そこで、まずは親が一緒にやろうと誘って、親子で楽しみ、遊ぶために”おもちゃ”のように遊び倒すことが大切です。

そうすると子供は楽しいことが詰まっていると感じ、自然に自分一人でも手に取って、知識を蓄えていくようになります。

  

3つのツールをリンクさせる

 図鑑から地図、地図から辞書、辞書から図鑑といったように3つのツールをリンクさせてグルグルと使い回すことで、子供の知的好奇心はどんどんと刺激されて好循環となって、地頭が耕されていきます。

この3つのツールを子供自身がうまくリンクさせて自分で回していけるようにするために親が上手にサポートすることが大切です。

 

まとめ

子供が興味を持ったことをトコトン調べられるような環境を作ってあげることが親の役割であり、その1つがリビングに「辞書」「地図」「図鑑」を置いておくことです。子供の「好き」という気持ちを大切にして、大いに伸ばしてあげましょう。

我が家でも早速準備しようと思います。

  

 それでは、また。