子育て奮闘-日々成長

~大きな大地に桜咲く~

【読書レビュー】「教育費をどうしようかな」と思ったときにまず読む本

こんばんは。

 

今回紹介するのは、「「教育費をどうしようかな」と思ったときにまず読む本」です。著者はファイナンシャルプランナー(CFP)の竹下さくらさんという方です。

タイトルからもお分かりの通り、子供の教育費がいつどれだけかかるのか、必要となる教育費に対してどうやって備えていけばいいのかといったことが具体例を交えて書かれています。 

 

内容

  1. 教育費はいつまでにいくら必要か?
  2. 教育費の貯め方
  3. 投資で教育資金を増やそう

 

教育費はいつまでにいくら必要か?

ずっと国公立なのか、ずっと私立なのかによって当然必要な金額は変わってきます。

  ALL国公立 幼稚園だけ私立 高校だけ私立 高校から私立 中学から私立 小学から私立
幼稚園 67 149 67 67 67 67
小学校 193 193 193 193 193 922
中学校 145 145 145 145 402 402
高校 123 123 299 299 299 299
大学 523~816 523~816 523~816 662~1064 662~1064 662~1064
総額 1055~1344 1133~1426 1227~1520 1366~1768 1623~2025 2352~2754

(単位:万円)

 

小中高で私立に通う予定があるのであれば、それまでに費用を貯めておく必要があります。小中高で効率に通う予定であれば、大学入学までに大学費用を貯めておく必要があります。

まずは子供にどのような進路を歩んでほしいか、夫婦で相談して子供の進路イメージをすり合わせる必要があります。

イメージが決まれば、それに合わせて費用を貯めていきましょう。 

 

教育費の貯め方

基本は児童手当の積み立てです。児童手当を積み立てると15年間で198万円が貯まります。国公立大学・自宅通いであればこれだけで費用が確保できます。

私立大学や下宿することも考えて、足りない分は学資保険や定期預金で確保しましょう。

 

投資で教育資金を増やそう

教育費を児童手当や預金で最低限確保でき、大学進学資金など使うまでに10年以上の期間がある教育資金であれば、投資信託や株等の「投資」でリスクを取って増やすことも考えましょう。もちろん投資にはリスクがありますので、目減りしても影響が少ない範囲でうまく取り入れることで、教育資金作りが楽になります。

 

 まとめ

人生の大きな出費の一つである子供の教育費。子供はかわいいので、可能であればお金のことを気にせずに好きなことをさせてあげたいと思いますが、現実は限りあるお金の中でやりくりしていかなければなりません。

皆さん日々節約しながら子供の将来のために頑張ってお金を貯めていると思います。ただ、いつまでにいくら貯めればいいか目標が無いと継続するのが難しく、継続できたとしても目標金額が十分なのか不足しているのかが分からないと安心できません。

夫婦で子供の進路について話し合って、目標金額を決めて確実に教育資金を確保することで子供の将来に早めに備えましょう。

 

それでは、また。